英語の発音記号とは、英単語の読み方です。漢字のよみがなと同じような役割を持っています。英単語の発音方法がわからない場合は発音記号を見ればカンタンにわかるようになっています。そして英語の発音記号は、大きく4つの種類に分けることができます。1つめが「アクセントマークがつく母音」、2つめが「アクセントマークがつかない母音」、3つめが「弱母音シュワー(ə)」そして4つめが「独立した子音」です。 そのため英語の発音には基本的に「つよめ」「ふつう」「ややよわめ」「よわめ」の4種類の音量があります。※独立した子音とは母音に吸収されず単体の子音として存在する音のことです。
英語には、4種類の音量があります
1.つよめの音
「アクセントマークが付いている母音」は「つよめ」に発音します。
2.ふつうの音
「アクセントマークがついていない母音」は、日本語を発音するときのように「ふつう」に発音します。
3.ややよわめの音
「弱母音シュワー(ə)」は「ややよわめにぼやっと」発音します。
4.よわめの音
「独立した子音」は「よわめ」に発音します。※独立した子音とは、母音に吸収されない子音のことです。母音は、直前にくる1つの子音だけしか吸収することができません。母音の後ろにくる子音や、母音の前に2つの子音がくる場合は、母音から独立した子音が生まれるため、よわめの音として発音します。
ネイティブの発音に近づくには、4種類の音量を使いわけて発音することがポイント!
ネイティブが話す英語は、突然に音が大きくなったり小さくなったり、ぼや~とした音になったりいろいろと変化しますが、それは4種類の音量を使い分けて発音しているからです。私たちもジェット機式発音用カタカナ英語を見て「つよめ」「ふつう」「ややよわめ」「よわめ」の4つの音量を使いわけて発音すれば、ネイティブ風の抑揚のある発音ができるようになります!
発音記号は音節と密接に関係しています
発音記号と音節は夫婦のような関係です。発音記号は、英単語の読み方を説明する役割しか持っていません。発音記号を理解したら、次は音節を理解しましょう。